浴室ガラスヒンジ

浴室ガラスヒンジ
1.浴室ガラスヒンジの特徴
ステンレス製: 浴室は湿度が高く、水が頻繁にかかる場所であるため、錆びにくく腐食に強いステンレス鋼(SUS304など)
       が主要な素材として使われます。これにより、長期間にわたる使用に耐え、美観を保つことができます。
真鍮製:真鍮自体は空気中の水分や塩分によって酸化しやすい性質があります。
    そのため、浴室などの水回りでの使用においては、クロームメッキやニッケルメッキなどの表面処理が不可欠です。
    これにより、真鍮の美しい光沢を保ちつつ、錆や腐食からヒンジを保護し、耐久性を高めます。

ガラスヒンジ

2.強度と耐久性
重量ガラス対応: 浴室のガラスドアは、一般的に強化ガラスが使用され、厚みやサイズによってはかなりの重量になります。
        そのため、浴室用ヒンジは、大型のガラス扉をしっかりと支えるための高い許容荷重
        (例えば2個使用で40kgなど)を持つものが多く、耐久性が重視されます。
高耐久性試験クリア: 開閉回数が多い環境を想定し、数十万回の開閉試験をクリアしている製品もあります。

3.機能性
自閉機能(グラビティーヒンジ): ドアが一定の角度(例えば25°や70°以下)になると、自重で自動的に閉まる機能を持つものが多くあります。
                これにより、ドアの閉め忘れを防ぎ、浴室内のプライバシーや保温性を確保します。
ソフトクローズ機能(ソフトアブソーバー付): 扉が閉まる際に、衝撃を和らげてゆっくりと閉まる機能です。
                      これにより、ガラスの破損防止や騒音の軽減に役立ちます。
戸先調整機能: 扉を吊ったまま、戸先の位置や角度を微調整できる機能を持つものがあります。
       これにより、設置後の扉のズレを修正したり、隙間を調整したりすることが可能です。
自由開き: ドアを手前にも奥にも開くことができる「自由開き」タイプが多く、緊急時の救護活動のしやすさなど、安全面でも考慮されています。
簡易保持機能: 約90°など、特定の角度で扉を開いた状態で保持できる機能を持つものもあります。これにより、浴室の換気や清掃時などに便利です。

4.取り付けタイプ
ガラス板取付タイプ: ガラス扉に直接ヒンジを取り付けるタイプ。
壁取付タイプ: 壁面にヒンジを取り付けるタイプ。
枠取付タイプ: ドア枠にヒンジを取り付けるタイプ。
ガラス対ガラス用途 (G-G): 2枚のガラス板を結合してシャワードアを作る際に使用するタイプ。

5.デザイン性
多様な仕上げ: 鏡面研磨(MST)、ヘアーライン(HLST)、マットブラック、ゴールド、カッパーなど、様々な仕上げがあり、
       浴室のデザインに合わせて選ぶことができます。
ミニマルなデザイン: ガラスの透明感を活かすため、ヒンジ自体が目立たないような洗練されたミニマルなデザインも多く見られます。

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