ウィルスの種類と消毒の仕組み

ウィルスの種類と消毒の仕組み
ウィルスには、エンベロープと呼ばれるタンパク質や脂質等の膜を有するウィルスとエンベロープの無いウィルスの2種類に分けられ、それぞれ有効な消毒方法が異なります。


・エンベロープ有り
コロナ、インフルエンザ、SARS、ヘルペス、鳥インフルエンザが代表的です。感染の際に必要なエンベロープを石鹸やアルコールなど、
 消毒液で破壊できます。

・エンベロープ無し
 ノロウィルス、風邪の原因となるアデノウィルス・ライノウィルス、ポリオウィルスなどが有名です。ウィルス自体を破壊する必要があり、
 次亜塩素酸などに代表される強力な消毒液を必要とします。

エンベロープはその大部分が脂質から成るため、エタノールや有機溶媒、石けんなどで処理すると容易に破壊できます。

このため一般にエンベロープを持つウイルスは、消毒用アルコールでの不活化が、エンベロープを持たないウイルスに比べると容易です。

A:エンベロープを持たないウイルス B:エンベロープを持つウイルス
▲A:エンベロープを持たないウイルス
 B:エンベロープを持つウイルス


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A:エンベロープを持たないウイルス B:エンベロープを持つウイルス

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参考文献;
エンベロープ (ウイルス)
https://bit.ly/3aE5Nnu
コロナウイルス
https://bit.ly/39HcCVp
SARSコロナウイルス
https://bit.ly/2IC6Yb6
インフルエンザ
https://bit.ly/2Q3FlvJ
鳥インフルエンザ
https://bit.ly/3aJneTI
ヘルペスウイルス
https://bit.ly/2IyHuLR
ノロウイルス
https://bit.ly/337hi4D
アデノウィルス
https://bit.ly/2wNFdcU
ライノウィルス
https://bit.ly/2vTn7X3
ポリオウィルス
https://bit.ly/3cOHmFM