鏡台(きょうだい)と姿見の利用状況

鏡台(きょうだい)と姿見の利用状況
鏡(ミラー)には、鏡台、姿見、壁掛け鏡、卓上立て鏡のような形態があります。

化粧のために手鏡を立てかける台、もしくは鏡を取り付けられた台を鏡台(かがみだい、きょうだい)と呼び、どちらも多くは化粧品などを納める引き出しが付いています。

鏡を取り付けられた鏡台の場合、その鏡は手鏡より大きく、姿見より小さいものです。

鏡台は東洋、西洋どちらにもあり、日本では明治以降、徳島県が大産地となって「阿波鏡台」と呼ばれました。

今では、大きな鏡を付けた洗面化粧台が増え、独立した鏡台の需要は減少しています。

鏡台
▲鏡台


鏡台
▲『歴世女装考』の鏡台各種。

人が自分の全身を映す大型の姿見(すがたみ)は、縦に長い長方形の鏡で、主に身なりを整えたり、着こなしを確認したりするために使います。

個人宅以外では、衣服を購入する際、身体にあてて見るため、衣料品販売店に多く置かれています。

カーテンで仕切られた小部屋内に姿見がついたフィッティングルーム(試着室)もあります。


▼姿見は、壁付けタイプや移動できるキャスター付きもございます。
姿見

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参考文献(wikipedia);
鏡(かがみ)
https://bit.ly/3ftr5qy