シャワー室の構造

シャワー室の構造
シャワー室は、水飛沫が飛び散ってもいいような部屋で、流された湯水はすぐに排出されるように排水口が設置され、水蒸気を戸外へ排気するための換気設備が備えてあります。

主に、シャワーを利用して身体を清潔にしたり、あるいは身体への付着物を洗い流したりするために使用されます。

プールや海水浴の場では、濡れることを前提とした衣類(水着など)を着けたまま利用することもあります。

浴室と異なり、浴槽がなくシャワーのみで済むことから、1人暮らしの場合は特に、浴槽に湯を満たして入浴するよりも、節水効果が高いため、独身寮や簡易宿泊所などで多用されています。

また、身体を横たえて入る浴槽が無いので、占有する床面積を縮小できるという省スペースの設備でもあります。

シャワー室のブース
▲シャワー室のブース

湯水を使って身体の清潔さを求める一方、湯を浴びて身体を温めることもできます。

ただし、シャワーは入浴に比べて湯と接する面積が狭いため、あまり身体を温める用途には向かない側面もあり、シャワーを浴びた後は身体をよく拭いて湯冷めを防ぐ必要があります。

気温が高い夏場は行水など簡略化された入浴の代用として身体を素早く清潔にできますが、気温の低い冬場は暖房などで室温を上げて使用することが推奨されています。

大人数が同時に利用するシャワー室では、トイレの個室に似たようなブースで囲まれているか、または仕切りがなく浴室同様に室内全体がシャワーに包まれた構造となっています。

1人で使うことを前提としたシャワー室では、1人が立って入れる程度(電話ボックスの容積ほど)の縦長で床が正方形の小さなものが見られます。

どちらも身だしなみを整える(鬚を剃るなど)ための鏡などを備え、洗面や歯磨きなどを行う簡易な流しなどが併設されていることも多いです。

ワンルームの集合住宅や簡便な宿泊施設などでは、個室に備え付けの設備であるユニットバスの一種として、トイレや洗面台と一体化したものも見られます。


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参考文献(Wikipedia);
シャワー室
https://bit.ly/35lC3fU