「ロマン」の語源

「ロマン」の語源
ロマン主義は、主として18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで、その後にヨーロッパの影響を受けた諸地域で起こった精神運動のひとつです。

それまでの理性偏重、合理主義などに対し感受性や主観に重きをおいた一連の運動で、古典主義と対をなします。

恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった特徴を持ち、近代国民国家形成を促進し、その動きは文芸・美術・音楽・演劇などさまざまな芸術分野に及びました。

のちに、その反動として写実主義・自然主義などをもたらしました。

ドラクロワ『アルジェの女たち』
▲ドラクロワ『アルジェの女たち』 (1834年、ルーヴル美術館所蔵)

ローマ帝国時代のラテン語には文語としての古典ラテン語と口語としての俗ラテン語が存在しましたが、その差はわずかでした。

衰退期に入ると、文語と口語の差が徐々に広がり、やがて、その違いは、ひとつの言語の変種の域を超えるほど大きくなり、文語は、古典ラテン語の知識のない庶民にはもはや理解困難なほどにまでなります。

対して、その時代の口語をロマンス語と呼びました。

そのロマンス語で書かれた文学作品がロマンスと呼ばれるようになり、ギリシャ・ローマの古典文学の対立概念とされるようになりました。

ロマン主義(ロマンティシズム)の語源は、ここにあり、「ロマン」とは、「ローマ帝国の(支配階級、知識階級ではなく)庶民の文化に端を発する」という意味です。

フランチェスコ・アイエツ『オダリスク』
▲フランチェスコ・アイエツ『オダリスク』
 (1867年、ブレラ美術館所蔵)

ハンドルメーカー、ユニオンさんの最上級ブランドに「ロマンテ」があります。

真に価値を求める人のこだわりに応えるため、真の価値を生み出すロマンを追求するUNIONの姿勢と、そのプロセスの総称でもあります。

主に日本で古くから受け継がれている伝統工芸に着目し、ユニオンさん独自の技術と融合させることで、建築ディテールの新たな価値を創造。

職人の手仕事の良さを伝えながら、感性に訴える製品でありたいという想いから、多くの製品をプロデュースされてきました。

今では、その個性も多岐にわたり、慈しむべき日本の美を、さまざまな空間に展開していただけます。

一つひとつの手仕事に込められた思いを受け止め、末長く手入れをしながら、歳月とともに深まりゆく味わいに思いを寄せるということ。

この高級ブランドは、そこにあるだけで得られる幸せな対話と、良いものを永く愛するステータスをご体感いただけます。

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参考文献;
株式会社ユニオン(UNION)
http://www.artunion.co.jp/
ROMANTE(ロマンテ)
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wikipedia;
ロマン主義
https://bit.ly/31meS30
ロマン主義画家
・ウジェーヌ・ドラクロワ
https://bit.ly/3dCyYZt
・フランチェスコ・アイエツ
https://bit.ly/2YA4rak
ドアノブ(doorknob)
https://bit.ly/2BHQlrA