スケッチブックの種類と描画以外の利用

スケッチブックの種類と描画以外の利用
スケッチするための用紙を本のように束ねたものをスケッチブック(sketchbook)と言います。

描画などの製作過程において、しばしば用いられます。

渦巻状の金具でまとめる綴じ方は、完全に折り返して絵を描くのに他のページが邪魔にならないためです。

また、金具で留められたもの以外に、1枚ずつ紙が剥がせるようにしたスケッチブックもあります。

スケッチブックにおいての作品の仕上げ方は、非常に簡単なデッサンにたくさんの覚え書きを書き込んだものから、絵にかなり手が加えられているものまで、画家により様々です。

画家の画法の変化や技能の成長といった過程を、時間の経過とともに観察することもできます。

A4のスケッチブック
▲A4のスケッチブック

寸法は、A4サイズの他、大小さまざまなサイズがあります。

紙種も厚めでざらざらした画用紙(画学紙)・水彩紙や薄くて比較的すべすべしたクロッキー用紙など、鉛筆画や水彩画といった用途に応じて様々なものが用いられます。

紙の色は純白からクリーム色が一般的ですが、パステル用では着色紙もよく使われます。

放送業界では、カンペ(カンニングペーパー)として使用されることもあります。

テレビのニュースでは、突発的な事件事故が起きた際の速報中継にて、(テロップ処理やフリップの作成を待てないため)スケッチブックに
現場周辺の地図などの説明を手書きして視聴者に説明することもあります。


▼丈夫で描きやすい画用紙を木製カバーで包んだスケッチブックもあります。
木製カバーで包んだスケッチブック

「詳細ページはこちら」



▼木製品一覧
https://bit.ly/2TlbiBa


参考文献(Wikipedia);
スケッチブック(sketchbook)
https://bit.ly/2IYWS7O
画用紙
https://bit.ly/3mhLvWG
クロッキー(croquis)
https://bit.ly/3knoEZj
パステル(Pastel)
https://bit.ly/3ojKpvK